手技じんわりへの軌跡~ジバツってなに???その2
台風一過で少しは涼しくなるかと思ったのですが期待外れでしたね。海に近い我が家の外壁は潮でザラザラなってしまいました。次の台風10号が過ぎ去ったらまとめて掃除しようと思います。
さて、ジバツ=自伐型林業とは山林所有者が自ら管理、伐採、搬出行って利益を得るという新しい林業のスタイルです。ですが、今でも多くの山林所有者はコストがかかる森林組合や伐採業者に委託するために採算がとれていないのが現状だそうです。
では私が自伐型林業のどこに魅力を感じたかというと
・初期投資が300万~500万円程度で済む(大規模林業だと大型機械に1億円)
・一人でも可能(自分にも出来るかも?)
・林業(与作)へのあこがれ
・林道、作業道が作れる
私は山林を所有してはいませんでしたが、手に入れる当てはありました。そして一人で効率的に利益を生むには作業の効率化は必要不可欠です。そのためには小型の作業車が通れる小さな作業道を高密度に巡らせなければなりません。作業道が高密に巡らされていると伐採した木を作業道まで搬出するのが非常に楽になります。また小さな作業道は環境に与える影響も小さく雨で崩れることも少ないそうです。
日本は降雨量が多く林業に適した気候です。採算性の高い樹種が豊富にあり、更に一度伐ってしまっても木が勝手に生えてきます。林業を行うのであれば、日本ほど適した国は珍しいのです。
当時の私は「これからの人生は林業に捧げる!」と心からそう思いました。
ところが、人生そんなに甘くありませんよ(笑)
ーーーつづくーーー